産経が「電子版」創刊 無料から有料へ戦略転換

2017年1月号 POLITICS [インサイド]

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産経新聞社は12月1日から、有料の電子新聞「産経電子版」をスタートさせた。産経新聞とサンケイスポーツの紙面を配信し、パソコン、スマートフォン、タブレットのいずれでも読むことができるサービスだ。購読料は産経新聞が月額1944円、サンスポが同2160円(いずれも2017年1月末までの申し込みで最大3カ月間は108円)。 これまで提供していたスマホでの無料紙面閲覧は終了。パソコンでの有料閲覧(産経NetView=月額324円、432円)についても11月末日をもって新規購読申し込みを停止した。一方、「産経ニュース」など5サイトに掲載される記事を集めたスマホ用の無料ニュースアプリ「産経プラス」をリリースした。産経電子版の創刊は、同社のデジタルビジネスの軸足を無料中心(広告モデル)から有料中心(課金モデル)に移したものだ。産経新聞社は故住田良能前社長の時代に「ウェブファースト」を掲げ ………

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