セゾン「看板盗られる」大失態

出資し、取締役として二人も派遣し、虎の子のロゴも使わせた共同事業がわずか2カ月でご破算。あまりにお粗末。

2017年1月号 BUSINESS [難しい協業相手の見極め]

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「クレディセゾンと資本提携した給料前借りサービスの会社でとんでもないことが起きているらしい」――。アングラ金融の世界でそんな情報が駆け巡ったのは2016年9月のことだった。低所得の非正規雇用の人の間では、給料日前にキャッシュが必要というニーズが高く、給料の前借りサービスを提供する企業や金融機関が、実はいくつか存在する。金融広報中央委員会が毎年行う「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、2人以上の世帯で「金融資産非保有」、つまり「貯金ゼロ」の世帯は昨年の調査で全体の3割に達している。別の調査によると未婚男性に限れば実に5割以上が貯金ゼロ。給料前借りサービス会社はそうした層をターゲットとし、雇用企業の勤怠管理システムと連動させ、たとえば10月分の給料日が11月25日という場合、労働債権が確定した11月1日以降は、支給予定額の7割程度を上限に、給料を前借りで ………

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