KLab「演奏あるある詐欺」で訴訟

イベントの目玉「ジミー・ペイジ演奏」が空証文。ロックファン弁護士が簡裁に怒りの提訴。

2017年1月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

ゲーム屋のいい加減はDeNAに限らない。東証1部上場のスマホゲーム開発・運営の大手「KLab」(クラブ)がロックファンをカンカンに怒らせた。本誌13年10月号で「『KLab』真田社長がユル過ぎて経営窮地』」で真田哲弥社長のルーズさを紹介したが、100%子会社のKLabエンターテインメント(代表は真田社長)が16年11月に主催したロックイベント「クラシックロックアワード2016」の運営でその悪癖を発揮、ロック好きオヤジたちの夢と希望を食い物にしたのである。両国国技館で開催されたこのイベントの最大の目玉は、世界3大ロックギタリストのうちの2人であるジェフ・ベックとジミー・ペイジの共演だった。これがとんだ食わせ物で「演奏あるある詐欺」だったのだ。いや、確かに2人は出演した。だが、演奏したのはベックだけで、ペイジの方は賞のプレゼンターとして2分間のスピーチを済ますと、ベックの肩を ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。