あなたの車も「エアバッグが危ない」

肝心な時に膨らまない。火薬の経年劣化に起因する「暴発・不発問題」に慄然!

2017年1月号 BUSINESS [開きかけた「パンドラの箱」]

あなたの車のエアバッグが、ある日突然「暴発」したり「不発」になったりするかもしれない。空前の規模のリコール問題を起こした自動車部品メーカーのタカタ。同社製エアバッグが起こした「暴発事故」の調査が進む中、衝撃的な事実が判明した。エアバッグの経年劣化である。自動車メーカーは「タカタの製造ミス」で終わらせようとしているが、そのリスクは全てのエアバッグにある。米国でのエアバッグ暴発で死傷者を出し、1兆円を超える巨額のリコール費用の発生が予想されるタカタ。単独での生き残りは難しく、年内にも身売り先を決める見通しだ。確かに暴発事故の一部はタカタの設計ミスによるものだった。それなら設計ミスのあるタカタ製エアバッグを搭載した車を修理すれば、問題は解決する。世界のエアバッグ市場はスウェーデンのオートリブ、日本のタカタ、独ZF-TRWの3社が世界シェアの8割を握る ………

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