格安スマホにセコい孫流「縛り」

大風呂敷投資の足元で、ソフトバンクがMVNO接続に「SIMフリー限定」で客流出防ぐ。

2016年12月号 BUSINESS

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いつか来た道――既視感に溢れた展開に苦笑した。MVNO(仮想移動体通信事業者)の老舗企業、日本通信が9月29日に総務省に対し協議再開命令を出すように申し立てを行ったのだ。矛先はソフトバンク(SB)である。日本通信は、SBの携帯電話網との「相互接続」(接続)の交渉を重ねてきたが、SBに接続を拒否されたという理由で総務省に訴えた。電気通信事業法は、自社の設備で移動体通信サービスを提供する事業者(MNO)、この場合はSBが「MVNOからの接続要求を原則として拒んではならない」と定めている。拒否は違法と言われたSBは「協議は続行中であり拒否はしていない」とのコメントを出した。10年前の日本通信とドコモを思い出す。当時のドコモもノラリクラリと接続を事実上拒み07年11月に大臣裁定に至った。このときはドコモに“クロ”判定が下され、その後のMVNOビジネスの道を切り開く第一歩となったが、 ………

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