「血のダイヤ」から「海底ダイヤ」へデビアスが転換

アフリカの諸悪の根源「ブラッド・ダイヤ」脱出へ、技術を駆使してナミビア沖で海底採掘。

2016年12月号 GLOBAL

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デビアスの海底採掘旗艦船マフタ。365日24時間ナミビア沖で操業するため、乗船にはヘリで往復する船上で缶に密閉されるダイヤモンド原石。陸上で開封され加工に回されるダイヤモンドを血で汚すな。シエラレオネやアンゴラなどアフリカの内戦国で部族紛争の資金源となり、虐殺や児童虐待、環境破壊など諸悪の根源と目されたダイヤには、産地証明がないと取引できない「キンバリー・プロセス」が課され、地上資源の枯渇が懸念されている。そこでダイヤの流通、加工、卸まで独占的に仕切るデビアスは、南アフリカの隣国ナミビアで水深70~140メートルの海底から堆積物を吸い上げ、船上で砂礫からダイヤ原石を回収する「海底採鉱」(マリンマイニング)へと転換しつつある。「血のダイヤ」から「マリンダイヤ」へ――その現場をルポしよう。

地上産と比率が逆転

南アとの国境から大西洋に流れこむオレンジ川の河口には、上流の ………

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