築地再生こそ豊洲も生かす道

卸と青果を豊洲に移し、築地は仲卸の魚市場中心に再生。観光発信と脱金満都政の一石二鳥。

2016年12月号 BUSINESS

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前略 東京都知事殿 やや冷めて言えば、豊洲問題の着地点はもう見えていますね。土壌汚染に端を発した安全問題も失礼ながら元々屋上屋を重ねる議論だし、官製談合の疑い濃厚な高額移転費用もできあがったものを今さら減額できるわけもなく、上モノの構造上、他への転用も利かない。今の劇場型の騒動が一巡すれば、いくつかの苦い教訓を残しつつも、いずれ移転へ。そして中央卸売市場という名の公営企業会計上、築地の売却益で移転費用をまかなう都の論理に従えば、今の築地市場は、某元総理のお望み通り、2020年五輪時には5千台収容の駐車場に、五輪が終われば売却、お決まりのオフィスビルや高層マンションに化けるしかないのでしょう。六本木ヒルズ2棟分でもお釣りが来るバカげた移転費用も、会計上の内部留保2500億円に築地の公示価格3500億円があればうまく帳尻が合うらしく、はじめから6千億円あり ………

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