米国が「自動運転」実用化指針日本政府の反応が鈍い理由

2016年11月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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米オバマ政権が「自動運転車」の開発や実用化に関する指針をまとめた。衝突防止機能やサイバー攻撃対策を含む15項目の安全評価基準を示し、メーカーに対応を促す。自動運転車に関する政府指針の策定は世界初。米主導で関連産業の育成を後押しする姿勢がうかがえる。これまでIT大手、ベンチャーなどの開発メーカーは各州の規制や判断に従ってきたが、今回の指針によって公道試験の要件が一本化され、メーカーは米運輸省に指針の順守計画などの提出を求められる。手間が増えそうだが、日本の自動車メーカー幹部は「制度上のグレーゾーンが狭まり、むしろ開発のハードルは下がる」と断言する。自動運転が完全に普及すれば、寝不足や不注意が事故を招く「人間の運転」より安全になるだろうが、人間のドライバーが公道からいなくなるのは、数十年後の話。それまでは双方の共存が求められる。米指針は「利用者 ………

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