2年連続で経産省・東証「選定銘柄」にローソンの健康経営

経産省の旗振りの下、従業員の健康増進に力を入れる企業が増加。その先駆けともいえるローソンの取り組みとは。

2016年11月号 INFORMATION

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世の健康志向は今に始まったことではないが、このところ経済界でも「健康ブーム」が広がっている。商品やサービスに健康志向を取り入れるだけでなく、経営理念として従業員の健康維持に積極的に取り組む企業が増えてきた。経営者が大学の先生を呼んで話を聞いたり、企業間で勉強会を開いたり、と情報収集や意見交換も活発だ。そんなブームのきっかけとなったのが、経済産業省が旗を振る「健康経営銘柄」だ。経産省は国内全上場会社に対し「健康経営度調査」を実施。これをもとに各業種内で外部有識者委員会の評価が最も高く、ROE(自己資本利益率)の規定もクリアした企業を、2015年から東京証券取引所と共同で「健康経営銘柄」として選定しており、2回目の16年は25社が選ばれた。この取り組みは、政府の日本再興戦略で掲げられたテーマの一つ「国民の健康寿命の延伸」に基づくもの。健康寿命とは、健康 ………

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