保守好み「クリントン外交」

中東における米軍の役割の拡大はオバマより強硬。トランプともども自由貿易の拡大に嫌悪感を示すとは驚き。

2016年10月号 GLOBAL [「混迷」米大統領選 5]

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ちょうど100年前の1916年11月、第1次世界大戦の最中に行われた米大統領選で第28代大統領ウッドロウ・ウィルソンが再選を果たしたのは「ウィルソンのおかげで米国は戦争に巻き込まれずにすんだ!」という選挙スローガンのおかげだった。米国民は中立を望んでいた。だが、再任数カ月後の17年4月、ウィルソンはドイツへの宣戦布告を議会に諮った。公約を反故にして徴兵制度を復活させる法案にも署名した。こうして米陸軍は瞬時に20倍の400万人に膨れ上がり、大統領が「関わらない」と約束した第1次世界大戦に参戦した。11月に決まる米国新大統領の外交政策を予想することはできるのだろうか。選挙公約を過大評価すべきではないが、頭から無視するのも大きな間違いだ。共和党指名候補ドナルド・トランプの公約は日によって大きくブレる傾向があり、民主党指名候補ヒラリー・クリントンの慎重な物言いから、 ………

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