ロッテ「重光一族」の哀れな末路

疑獄捜査は「見世物」と化し、93歳の創業者・重光武雄まで事情聴取。挙句の果ては国有化だ。

2016年10月号 BUSINESS

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日韓ロッテグループをめぐる情況は混迷の度を深めるばかりだ。創業者・重光武雄(93)の次男・昭夫(61)が長男・宏之(62)を追放したことで一昨年末に勃発した骨肉の争い。そんな最中の今年6月に突如始まった韓国検察による大々的な強制捜査はその後、方向感を欠いたままだ。当初、事件は政官を巻き込む裏金疑惑であり、その最終ターゲットは韓国ロッテの実質トップである昭夫と見られていた。が、日本担当だった宏之にまで対象が広げられるなど、捜査は創業一族を叩くだけ叩く「見世物」と化しつつある。ターニングポイントとなったのは、ある男の死だった。8月26日朝、ソウル近郊の散策路でネクタイにより首を吊った遺体が発見された。韓国ロッテグループの副会長で、昭夫の側近中の側近とされた李仁源(イインウオン)(69)だった。韓国外国語大学校で日本語を学んだ李は1973年にホテルロッテ入り ………

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