イオンFS「利益先食い」会計

住宅ローン業界の「ミステリー」。年0.57%の超低金利で、年間100億円も利益を出すカラクリが見えた。

2016年9月号 BUSINESS [債権流動化マジック]

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イオンフィナンシャルサービス(イオンFS)は、どうしてあの超低金利で住宅ローンを貸し出しながら、債権流動化によって年間100億円前後の利益を確保できるのか――。マイナス金利で運用難に苦しむメガバンクが軒並み業績を悪化させるなか、イオンFSの決算数字を眺めていて常にそこが引っ掛かってきた。証券アナリストやファンドマネジャーら専門家も、「ミステリー」と首を傾げる人が少なくない。イオンFSは、イオングループの金融持株会社で東証一部に上場する。イオンクレジットサービスが前身で、傘下にイオン銀行など国内6社、海外26社を擁し、連結売上高3597億円(16年3月期)、経常利益594億円(同)、約1万2千人の連結従業員を抱えている。国内最大スーパー「イオン」との連携が強み。住宅ローンの急伸も、金利の安さだけでなく、開業9年目のイオン銀行には信用があり、イオンに買い物にくる客が ………

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