「安倍改憲」は2018年夏

首相は直ちに改憲へ突き進むのか。いや事はそう簡単に運ばない。参院選大勝は「安倍政権の終わり」の始まりだ。

2016年8月号 POLITICS [必要だった「衆参ダブル選」]

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自民党や公明党などの改憲勢力は参院選で改選議席の過半数を大きく上回る77議席を獲得し、参院全体で3分の2を超えた。衆院でも3分の2を超えており、改憲勢力さえ合意したら、いつでも改憲を発議できる。そして、国民投票で過半数を得れば、憲法改正が実現する。ただでさえ「安倍1強」なのに、参院でも3分の2を確保したことが、どうして「終わりの始まり」なのか。異論もあろう。そのカラクリを説明するため、まずは重要日程を確認したい(表)。最大の焦点は、改憲発議の時期だ。安倍首相は参院選から一夜明けた7月11日の記者会見で、改憲について「そう簡単ではない。議論が深まっていくことを期待したい」と慎重に言葉を選んだ。思い起こしてほしいのは、この夏、英国で起きたことだ。キャメロン首相はEU離脱か残留かを問う国民投票に踏み切り、大方の予想に反して敗れ、ただちに辞任表明に追い込まれ ………

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