弁護士、大学教授、ジャーナリストの有志が玉石混交の調査報告書を格付け。お手本となる優れモノがあった!
2016年8月号 DEEP [玉石混交の品定め]
東芝や東京電力などは経営者の弁明に代えて「第三者委員会」を利用していると批判され、舛添要一前東京都知事も「第三者の目」で疑惑を乗り切ろうとして辞職に追い込まれた。このように第三者委は玉石混交なので、調査報告書の内容を精査し、第三者委を評価している団体がある。それが企業法務に詳しい元第二東京弁護士会長の久保利英明氏が委員長を務める「第三者委員会報告書格付け委員会」だ。久保利氏と同じく企業法務の重鎮で、多くの第三者委を経験してきた弁護士の國廣正氏が副委員長で、委員は日本弁護士連合会(日弁連)の弁護士業務改革委員会委員などを歴任した齋藤誠氏ら弁護士3人と、中央大学法科大学院教授(会社法)の野村修也氏、青山学院大学大学院教授(会計学)の八田進二氏に、いずれも科学ジャーナリストで元日本経済新聞論説委員の塩谷喜雄氏と元毎日新聞記者の松永和紀氏を加え ………
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