底知れぬ習近平 ⑦中台統一は「時間の問題だ」

中華民族の偉大な復興を掲げる以上、先代から引き継いだ「台湾統 一」を無為に放置するわけにはいかない。

2016年8月号 GLOBAL [集中連載]

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6月21日の中国外務省定例会見で、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙記者が共同通信の報道について中国側のコメントを求めた。フィリピンが南シナ海の領有権問題を国際海洋法裁判所に提起した仲裁について、共同通信は「中国が仲裁に不満な場合、国連海洋法からの離脱を検討している」との特ダネを世界に配信していた。華春瑩副報道局長は型通りの否定回答をする前、意味深な物言いをした。「最近、情報やうわさがみな日本メディアから出てくるが、その情報源と目的は何なのだろう」中国社会科学院日本研究所が2016年版『日本青書』で、南シナ海問題を日中が避けるべき「地雷原」と名付けたばかりだ。スポークスマンの発言は「日本が地雷を踏んでいる」とのメッセージだった。確かに、日本の国益が直接かかわる尖閣諸島の領土紛争を忘れさせるほど、南シナ海問題に対する日本の関与は際立っていた。 ………

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