国際協力銀行「前田匡史CEO」がミソ

2016年8月号 BUSINESS

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国際協力銀行(JBIC)は、6月23日の株主総会で財務省財務官出身の渡辺博史総裁(67)が退き、後任に旧住友銀行(現三井住友銀行)常務出身の近藤章取締役(71)を選任した。民主党政権下の2012年、トヨタ自動車元社長で日本経団連会長だった奥田碩(83)がJBIC総裁に就任、13年12月に退任してから、2年半ぶりに民間人トップに戻ったのだ。が、どうもそれは“目くらまし”らしい。確かに近藤の経歴は華麗だ。旧住銀では米国駐在で市場部門の経歴が長く、09年に大和証券SBキャピタル・マーケッツの副社長に転身した後は、ソニー執行役員専務、AIGイースト・アジア副社長、富士火災海上保険社長・会長、チャーティス・ファー・イースト副会長を歴任しているが、裏返せば「天下り渡り鳥」。可もなく不可もなく、経営手腕も取り立てて実績があるわけではない。実際、霞が関の財務省ウォッチャーはJBICの代表権 ………

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