懲りぬオリンパスで「戦犯」復活

本誌の暴露で渋々開示。株価は急落したが、諫言した取締役は降格。戦犯たちが闊歩する。

2016年8月号 BUSINESS

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あ~あ、真夏に雪でも降るのではないか――オリンパスは株主総会前日の6月27日夜、「当社及び当社子会社に関する一部報道について」と題したプレスリリースを公表した。本誌前号でオリンパスが中国・深圳に抱える製造子会社に贈賄疑惑が持ち上がったことを報じ、本誌HPで最終報告書全文を公開したのを受けての情報開示だった。これまで本誌が何を書こうが、オリンパスはダンマリを決め込むのが常だったが、水面下で国内外のメディアが潜行取材を進め、すでに包囲網が形成されていることに気づいて渋々開示に踏み切ったのか。日本取引所グループ(JPX)が、守秘義務を盾にとって開示を渋る百武鉄雄広報・IR部長の尻を叩き、開示資料の書き直しを何度も命じた様子が目に浮かぶようだ。午後8時過ぎの開示となったのは、目立たないように遅い時刻を選んだのではなく、やむにやまれぬ事情があったのだ。

英文リリースが効いた

06年 ………

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