テレ朝「招かれざる社長」が窓際

持株会社化に乗じて朝日新聞から天下りしたが、早河独裁に歯が立たず、2年で「棚上げ」。

2016年7月号 BUSINESS

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テレビ朝日の“招かれざる”社長、吉田慎一(66)が、6月の株主総会で、事業会社であるテレ朝社長を退任、持株会社のテレビ朝日ホールディングス(HD)社長に棚上げされることになった。朝日新聞出身の吉田は主に政治部畑を歩み、日本新聞協会賞を2度受賞したほどの“大記者”である。ワシントン特派員のほか、2003年には東京本社編集局長、05年には常務取締役編集担当と堂々たるキャリアを積み上げ、社内外ともに認める朝日新聞社長候補の一人だった。しかし、05年に田中康夫と亀井静香の新党立ち上げ会談に関する記事捏造事件で減給処分にした政治部の後輩、木村伊量(ただかず)(当時編集局長)が12年に社長に就任すると、一転して木村体制のもとでは目の上のタンコブ、お荷物となってしまった。

ナンバー2天下りに幕

そこに“助け舟”を出したのがテレ朝だった。朝日新聞とテレ朝は、株式所有構成から新聞が「宗主国」、テ ………

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