ホテル不足に何と政府が「ラブホ改装」推進

外国人来日客激増で究極の「奇手」。業界の陳情で、政府系金融機関に融資を促す通知まで出しながら体裁繕う。

2016年7月号 BUSINESS

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訪日外国人(インバウンド)が引きも切らない観光名所、東京・浅草の路地裏に、世界各国のバックパッカーのあいだではそれと知られたゲストハウス(簡易宿泊所)がある。「カオサンワールド浅草 旅館&ホステル」。宿泊客の実に9割が外国人というから驚きだ。このゲストハウス、ちょっと見にはラブホテルとしか思えない。それもそのはずで、そもそもラブホテルだったものを改装し、2013年に営業開始したのである。ロビーの客室表示パネル、やたら豪華な和室、毒々しい照明といったラブホテル独特の雰囲気をそのまま残したことが、かえって外国人の人気を集める原動力となった。カオサンワールド浅草だけではない。新宿・歌舞伎町、渋谷といった繁華街にある本家本元のラブホテルでもインバウンドが増えている。「回転ベッドや鏡張りの部屋なんて、外国じゃお目にかかれない。日本では時代遅れの代物で ………

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