「今市女児殺害」裁判員誘導の疑い

裁判長が有罪と決めつけ、弁護側の要請を拒否。検察側が編集した取り調べ映像を使う。

2016年6月号 DEEP

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栃木県今市市(現日光市)の小1女児殺害事件で殺人罪などに問われた勝又拓哉被告(33)は、取り調べで自白している場面の映像が決め手となり、宇都宮地裁の裁判員裁判で無期懲役を宣告された。しかし、松原里美裁判長(62)が取り調べの映像を検察側に有利に使い、裁判員を有罪方向へ誘導した疑惑が浮上しているという。事件は2005年12月1日に発生した。当時7歳の吉田有希ちゃんが行方不明となり、茨城県常陸大宮市の山林で翌2日に遺体で見つかった。捜査関係者によると、遺体や周辺に手がかりがほとんどなかったうえ、栃木県警の捜査幹部が自分のDNA型を遺体に残すという大失態を演じた。捜査は難航したが、栃木県警が14年1月、偽ブランド品を所持していたとして、母親とともに商標法違反の疑いで逮捕した勝又被告が翌2月、検事の取り調べで有希ちゃん殺害を自白した。その後、被告は否認に転じて再び ………

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