日本郵政「横山復帰」で内紛再燃

日本郵便社長に官邸が仰天人事。旧郵政省支配から一転、民間移譲へ無理筋を強行。

2016年6月号 BUSINESS

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西室泰三前社長が去って間もない日本郵政グループが、重しが外れて再び内紛に突入しそうだ。4月末に誰もが驚いた日本郵便の社長人事。旧郵政官僚の高橋亨が事実上更迭され、三井住友銀行出身で西川善文・日本郵政社長時代の右腕だった横山邦男が返り咲いたのだ。日本郵政を株式上場まで牽引してきた高齢の西室が病に倒れ、ゆうちょ銀行社長の長門正貢(みずほ銀行出身)が日本郵政社長に内部昇格すると決まったのが3月。ゆうちょ銀行の後釜には横浜銀行OBの池田憲人が起用された。かんぽ生命保険社長の石井雅実(損害保険ジャパン日本興亜出身)、そして今回の横山とグループ4社のトップがすべて民間出身者に代わる。

旧郵政官僚に任せられぬ

本誌2015年6月号(日本郵政「上場ゴール爆弾」)では、旧郵政官僚が日本郵政グループの経営を牛耳り、民営化されたにもかかわらず「第二郵政省」に逆行しつつある内情を報じた。そ ………

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