70代と心中する「紙」の新聞

新聞を読む習慣を持つ高齢者がまもなく「退場」。本格的な部数減はむしろこれから始まる。新聞「総崩れ」の時が迫る。

2016年6月号 DEEP [「国民生活時間調査」の衝撃]

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新聞を最も読む世代がついに70代となり、今後10年ほどで「退場」してゆく―─。NHK放送文化研究所がこのほど発表した「2015年国民生活時間調査」で、新聞離れに悩む新聞社に追い打ちを掛けるような結果が明らかになった。手をこまねいていれば、次の10年間で新聞購読者の減少が加速するのは目に見えており、生き残りに残された時間はいよいよ少なくなってきた。

20代の94%は新聞を読まない!

実は新聞各社は新聞を読む人が急速に減少しているというこの調査結果をほとんど報じなかった――。その気持ちも分からないではない。各社は「紙」からデジタルへの移行を図ってはいるものの、無料ニュースが普及しているインターネットではニュースのマネタイズが困難で、収入は先細りつつあるのが実情。このままでは「紙離れ→デジタルへの移行→収入減→取材要員・給与の削減」という悪循環に陥るのは避けられそうにない。国民生活時間調査は、 ………

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