J─REIT合併で1兆円ファンド

業界4位の野村不系と33位の三井住友信託系が合併を検討。弱肉強食の再編に拍車。

2016年6月号 BUSINESS

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J–REIT(上場不動産投資信託)で資産規模4位の野村不動産マスターファンド(NMF)と33位のトップリート(三井住友信託銀行系)が水面下で合併を検討している。早ければ5月中にも基本合意に達し、9月上旬に合併に踏み切る見通しだ。両者合算の資産規模は約1兆円。業界トップの日本ビルファンド(三井不動産系)に続いて1兆円ファンドの仲間入りを果たし、三菱地所系のジャパンリアルエステイトを抜いて2位に浮上する(表参照)。現在、J–REITは54銘柄あるが、うち39銘柄は資産規模3千億円未満。5千億円を上回るのは6銘柄しかない。資産規模が大型化すれば成長余力が増し、「規模が小さいと投資できない」という機関投資家・海外投資家マネーの呼び水ともなる。今後も規模拡大を狙った合併は増えると見られ、J–REITは新たな再編局面に突入する。合併の背景にあるのは、不動産市況回復だ。2008年のリーマン ………

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