英国防情報部元長官も騙す凄腕

サッカーチーム買収を仕掛けた「時価2兆ドル」の北朝鮮鉱山利権のペテン師たち。パナマ文書で浮き彫りに。

2016年6月号 GLOBAL [暴かれた平壌コネクション▶▶中]

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北朝鮮の幻の「鉱山権益」を餌にして、米国、欧州、アジアを股にかけて水面下で動く投資家グループの存在が、パナマの法律事務所モサック・フォンセカから流出した租税回避地の取引に関する機密書類(パナマ文書)で裏付けられた。 「騙された」と認めたのは、MI6やMI5と並ぶ英国防省情報機関の元トップから、スウェーデン人の名サッカーコーチ、英国のプロサッカークラブにまで及んでいる。だが、国連制裁下にある北朝鮮の鉱山資産をオーストラリア証券取引所(ASX)に上場しようとしたグループの表の顔――豪州在住の南アフリカ人地質学者、ルイス・W・シューマン博士は前号で取り上げたが、いまだに半信半疑なのだ。北朝鮮での金鉱山や「世界最大規模」のレアアース鉱床の開発など、問題含みの――恐らくは違法な事業について大っぴらに語るシューマンは「プロジェクトの支援者は欧州の投資家グループだ ………

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