金正恩「見せびらかし」暴発の淵

制裁強化で「金の切れ目が縁の切れ目」を恐れ、核弾頭小型化など「展示国家」の危うさ。

2016年5月号 GLOBAL

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北朝鮮は1月の核実験と2月のミサイル発射後も、約3カ月間にわたり軍事的示威行動を間断なく続けている。週2、3回のペースでミサイルを発射し、韓国にはGPS攪乱や、ドローンによる偵察などの軍事的挑発に加え、韓国大統領府への仮想攻撃画像を公開、米国への核攻撃「最後通告」などといった“口撃”まできりがない。党・軍・政府の各機関は競って挑発をエスカレートさせている。 挑発激化の主な理由は金正恩第一書記への「忠誠誓約」として「ゴマすり」的な要素が濃いとみる。金正恩の恐怖政治下で生き残るには過剰な忠誠を見せるしかないのだ。注目すべきは核弾頭小型化、固体燃料ミサイル開発、地対空ミサイル発射実験などの現場に金正恩が赴いている点だ。欧米の分析機関も、北朝鮮がICBM(大陸間弾道弾)や核弾頭小型化の「開発にほぼ成功」「実戦配備は間近」と従来の「過小評価」から一変、韓国市民 ………

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