「ままごと経営」に堕す中村住商

経営企画部が巨額損失の責任を問う異例のアンケート調査。どこ吹く風の中村社長。

2016年5月号 BUSINESS

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3月16日、商社の業界団体である日本貿易会が、小林栄三(伊藤忠商事会長、67)の会長続投を内定した。小林が日本貿易会会長に就いたのは2014年で、5月末に1期2年の任期満了を迎える。本人は6月末に伊藤忠の取締役を退任するため、貿易会会長からも勇退することを望んでいたという。ところが、次期会長を目論む住友商事社長の中村邦晴(65)が「もう少し続けて欲しい」と懇願したため、やむなく続けることにした。

1年後に貿易会会長!

貿易会会長については10年ほど前、「1期2年で次に譲る」という暗黙のルールができ、三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅の社長経験者が「輪番」で務めてきた。「貿易会のトップを務めれば、ほぼ確実に勲一等をもらえる。もし、5社の社長経験者がそれぞれ2期4年やったら、ワリを食う元社長が出てくるため、原則1期2年になった」(貿易会関係者)無論、中村も暗黙のルールは知 ………

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