東郷神社「競馬狂」宮司と因縁タワー

非営利の宗教法人が凄腕業者と組み、115メートルのビル。住民が建設差し止めか。

2016年5月号 DEEP

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おいしい利権に与ろうと暴力団関係者、右翼団体などが大挙して押し掛け、世に広く知られた“事故物件”は東京都内に数多いが、中でもその筋で「神宮前」と通称された案件はことのほか有名だ。日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を破った東郷平八郎元帥を祀る東郷神社が当事者として登場するからだ。問題の場所はJR原宿駅からほど近く、明治通りと竹下通りの交差点、竹下口に臨む「パレフランスビル跡地」から東郷神社境内の一部にまたがる超一等地。地上23階、地下3階、高さ115メートルを超す高層の商業ビルが建設されようとしている。が、建設話が持ち上がったのはおよそ14年前なのだ。計画を推し進めたのが、当時の東郷神社宮司で、2007年に名誉宮司となった松橋暉男である。太平洋戦争のA級戦犯を東郷神社に合祀しようと提案し、物議を醸した人物でもある。そして、この“名物”宮司を焚きつけ、計画再 ………

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