日本共産党が「20年後れ」の猛進

安保法制反対の追い風が止んだ時、ワクワク感は吹き飛び、老いさらばえた組織の屋台骨がへし折れるだろう。

2016年5月号 POLITICS [首絞める「綱領」問題]

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「こういった攻撃を仕掛けてくるのは分かっていた話だから。それだけ自民党が我々に脅威を感じている証拠でしょ……」日本共産党の指導部からは意外にもそんな余裕綽々の声が伝わってくる。「攻撃」というのは、民主党(当時)を離党(のちに除籍処分)した鈴木貴子・衆院議員の質問主意書に対し、政府が「共産党は破壊活動防止法の調査対象団体」との答弁書を出した一連の動きを指す。3月22日に答弁書が閣議決定されると、いつものように共産はすかさず抗議声明を出した。が、そんな表向きのポーズとは裏腹に指導部内の受け止め方はいたって冷静。それだけ、今の共産は自らの戦略に自信を持っている。長らく低迷していた共産が突如息を吹き返したのは2013年。ブラック企業批判のキャンペーンが当たり、参院選で改選3議席を3倍近い8議席に伸ばした。さらに14年の衆院選でも8議席から21議席へと大きく躍進 ………

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