森長官が生保M&Aに苦言 「相互会社生保」に鞭振るう?

2016年4月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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金融庁の森信親長官が生命保険業界のM&Aラッシュに苦言を呈した。事が起きたのは、生保各社社長らとの2月の定例意見交換会。森長官は席上、お決まりのガバナンス強化論をぶつ中で「M&Aを行う目的が不明確なまま進めている事例が認められる」と発言し、場の空気が凍り付いた。社名は明示しなかったが、 出席者は業界の盟主である日本生命を指していると受け止めたからだ。この席には、生命保険協会長である日生の筒井義信社長もいた。森長官の言葉はさらに続いた。「本来は国内市場の将来性やリスク分散の必要性を踏まえた経営戦略や方針を立て、買収先を適切に管理することが可能か十分に確認した上で進めていくべきだが、他社との競争を優先してか順序が逆になってしまっているところがある」国内市場の縮小が叫ばれて久しい生保業界にとって海外市場の開拓は急務のはずだが、日生は守りを信条とする ………

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