LIXILにファンド連合の罠

グローエを売り抜けたクレディ・スイスとTPG連合は何もかも知っていた?  関与を示唆する文書を発掘。

2016年3月号 BUSINESS [グローエ「背任」の謎]

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本誌の調査報道の連打がボディーブローのように効いた。住宅設備大手のLIXILグループは1月18日、「Joyou問題に関する再発防止策の進捗状況について」と題したIR(投資家向け広報)を開示。2015年4~6月に巨額の簿外債務などの不正会計が露見し、LIXILに600億円を超える損失を与えた元中国子会社ジョウユウの問題について、これまでになく詳しい調査結果を明かした。このIRでは、欧州の水栓金具大手グローエが09年にジョウユウに初出資し2年後に子会社化した経緯から、13年のLIXILによるグローエ買収、さらに15年の不正会計発覚とその後の対応に至るまで、事実関係の説明に合計6ページ、約1万字の分量を割いている。2カ月前の15年11月にはたった700字余りの調査概要でお茶を濁そうとしたのに、首をかしげる豹変だ。もちろん、LIXILが進んで心を入れ替えるはずがない。本誌の連続報道をきっかけに、市場に ………

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