LIXIL「時限爆弾」の正体

グローエの「のれん」は純資産の1・5倍超。ジョウユウともども買ってはいけなかった。

2016年2月号 BUSINESS

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2015年12月21日、住宅設備大手LIXILグループは唐突なトップ交代を発表した。現社長兼CEO(最高経営責任者)の藤森義明が16年6月の株主総会で代表権のない相談役に退き、後任には工具通販のモノタロウ会長の瀬戸欣哉が就く。任期半ばでの退任について、藤森は会見で「5年を一区切りと考えていた」「新しいステージへ進むベストなタイミング」などと虚勢を張ったが、信じる者は誰もいない。真の理由はただ一つ。本誌が追及してきた元中国子会社ジョウユウ(Joyou)の不正会計問題で、600億円を超える損失を出した詰め腹を切らされたのだ。LIXILの創業家出身で取締役会議長の潮田洋一郎は、ジョウユウ問題の背後にある「闇」をこれ以上探られるのを恐れ、「プロ経営者」の藤森を切り捨てて幕引きを図ったのだろう。あいにく本誌に対しては逆効果だった。LIXILが必死で隠す暗部の在りかはどこか、我々はすで ………

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