中国の過激な環境規制に進出企業が悲鳴

2016年2月号 BUSINESS

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PM2.5(微小粒子状物質)の被害が深刻化する中国で、政府が史上最強とも評される改正環境保護法を施行してから約1年。「中国ではよくあるかけ声だけ」(日系メーカー)との見方とは裏腹に、中国政府は本腰を入れ、各地で取り締まりを強めている。日本で言う環境省に当たる中国環境保護部によると、生産停止、工場閉鎖を命じた案件は2015年上期で2万5千カ所を超え、罰金総額は2億3千万元以上と、前年同期を大幅に上回った。その多くは現地企業だが、一部は日系企業も指導対象となっている。1万弱と見られる中国の日系製造業にとって経済成長鈍化と人件費高騰に加え、厳格な環境規制が、新たなチャイナリスクとして浮上してきた。大気、水、土壌などで徹底した規制を展開する中、焦点になりつつあるのが揮発性有機化合物(VOC)の排出量規制だ。塗料やインク、接着剤などに多く含まれ、スモッグの原因にな ………

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