「レセプト債」の裏に狼の群れ

4社破綻で227億円が回収不能の恐れ。見え隠れするのはオリンパスでも暗躍した裏人脈だ。

2016年1月号 BUSINESS

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悪意や犯意がツーンと鼻腔を突く。債務不履行になる恐れが急浮上したレセプト(診療報酬請求権)債の問題である。事件の概要はこうだ。医療機関のレセプトをファンドが買い取って証券化し、証券会社を通じて個人投資家に販売していた。ところがファンドの資産状況を精査したところ資産が負債よりも少ないことが判明。11月にファンドとその運営会社のオプティファクター(東京・品川)の4社が破綻し、227億円の債券に回収不能の恐れが生じた。ファンドの運営に不審な点があるとして、証券取引等監視委員会が調査に乗り出した――。健康保険組合から支払われるレセプトのような手堅い債権を証券化した金融商品が、なぜ支払い不能になるのか。新聞各紙は一斉にこれを報じ、レセプト債のデフォルトに何らかの不正が関わっていることを濃厚に暗示する書きぶりになっている。が、現段階ではそれ以上の内容ではな ………

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