創価学会「№2粛清」の真相

原田会長や谷川事務総長ら主流派は組織引き締めに躍起。大カリスマの「Xデー」を見据えた集団指導体制に移行。

2016年1月号 LIFE [我が世の春の「四人組」]

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カリスマ指導者のXデーを見据えた集団指導体制の生き残り戦略――。11月17日、創価学会は会則を大幅に改正した。浮かび上がるのは、池田大作名誉会長(87)はじめ「三代会長」(池田氏までの歴代会長)の偶像化を推し進め、かねて商標登録していた「日蓮世界宗創価学会」の旗印の下、東京・信濃町に聳える「広宣流布大誓堂」を全世界から巡礼者が集う聖地にしようとの野望だ。が、組織引き締めに躍起の原田稔会長(74)や谷川佳樹事務総長(59)ら主流派の支配下、表向きは№2の地位にあった正木正明理事長(61)が事実上更迭されるなど組織内には粛清の嵐が吹き荒れ、公称827万世帯の巨大宗教団体の足元では静かに瓦解が進んでいる。「大誓堂では池田名誉会長の声が流れる中、一緒に勤行できて感動しますよ」ある学会員はそう語る。大誓堂は総本部ビルとして2013年11月に完成。地上7階建て、高さ30m。3階 ………

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