日韓「慰安婦妥結」なお針の穴

初の安倍・朴首脳会談も、笑顔の裏で皮肉の応酬。「年内決着」に期待ばかり先走るが。

2015年12月号 POLITICS

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日本の歴代総理が訪韓で宿泊するのは、これまでソウル市内の中心部にあるホテルロッテか、高台にあるホテル新羅と相場が決まっていた。いずれも日本とは深い関係がある。前者はロッテグループ名誉会長、重光武雄(韓国名:辛格浩)の名を出すまでもないだろう。後者はサムスン系だが、開業当初からホテルオークラと密接だった。2回目の総理就任後、初の訪韓(11月1日~2日)となった安倍晋三は、どちらにも泊まらず、異例のウェスティン朝鮮ホテルソウルを選んだ。なぜか。新羅は中国の李克強首相一行が早くから押さえていた。ロッテが外された理由は明瞭だった。昨年7月11日、日本の在韓大使館が自衛隊創設記念行事(千名規模)をロッテで行う予定であったところ、前日、ロッテが「行事は国民感情に合わない」として会場使用取り消しを通知する一件があったからだ。

仏頂面はお互い控えたが

毎年の恒例行事なのに、「ソウル ………

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