航空機こそ日本の成長戦略

MRJを一本杉にするな。中国の爆買い力に負けず、米欧からパーツセンターを誘致し、産業集積基地を。

2015年12月号 BUSINESS [伊那谷の空の伝道師]

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11月11日、三菱重工が開発する国産ジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナル・ジェット)が、5度の延期の末に名古屋空港でやっと初飛行を遂げた。今後は米国で型式認定を取り、初号機を納入する2017年4~6月まで時間との競争である。本誌11月号で伝えた通り、今後20年で約113兆6500億円にものぼるとされる航空機市場だけに、日本の産業界は「航空機元年」と意気込む。だが、機体数でも金額ベースでも世界の17%を占める中国が、米ボーイングから旅客機300機を購入、天津で最終組立工場が稼働している仏エアバスからも130機購入すると発表した。この中国の“爆買い”を前に、日の丸旅客機はどうも分が悪そうだ。20年近いデフレと円高で傷んだ日本経済の再生に、自動車と並ぶ基幹製造業の柱として期待を集める航空機産業だが、果たして離陸できるのだろうか。今や防戦一方の日本で、10年以上も前から「次代を ………

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