中国製原発「英国進出」の震撼

「華龍1号」の設置が決まったブラッドウェル原発はロンドンからわずか80㎞。早くも住民らの反対運動が広がっている。

2015年12月号 BUSINESS [英国民は恐怖に耐えられるか]

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国家主席習近平による総額400億ポンド(約7兆4千億円)の「英国爆買いツアー」の驚きも冷めやらぬ中、新たな「チャイナ・ショック」が世界を襲った。11月2日、習は北京訪問中のフランス大統領フランソワ・オランドと原子力や環境保護分野での経済協力拡大で合意。その一環で中国国有原発大手、中国核工業集団(CNNC)による仏原発大手アレバへの出資が決まった。周知の通り、アレバは破綻に瀕しており、仏国内では再建に70億ユーロ(約9200億円)が必要といわれている。背に腹は代えられぬオランドは「技術と安保に懸念はないのか」(10月24日付「読売新聞」社説)と、中国への急接近を警戒する外野の声をよそに、「爆買い」に目が眩んだ英首相デイビッド・キャメロンと同様に、躊躇なく中国マネーの軍門に下った。10月21日の英中首脳会談と11月2日の中仏首脳会談で決まった一連の案件を詳細に分析する ………

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