大村知事が中日本高速に「ヒジ鉄」

道路利権の巨人が、県有料道コンセッションから外された。中部財界動かす「作戦」は幻に。

2015年12月号 BUSINESS

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11月10日、国が100%出資する新関西国際空港会社は、関空と大阪国際空港(伊丹)の運営権をオリックスと仏空港運営大手バンシ・エアポートの企業連合に売却すると発表した。2059年度まで企業連合が支払う対価は2兆2千億円に達する。負債1兆1230億円(15年3月末)を返済するため、44年間も民間任せでピンハネを続ける虫のいい話だけに、入札はオリックス・バンシ連合の1社のみ。官製インフラ活性化のための切り札、運営権の民間売却(コンセッション)のモデル例としては寂しいスタートになった。これと対照的に、愛知県が10月20日に名古屋駅前のプライムセントラルタワーで行った県営有料道路コンセッション実施方針の説明会は、参加を検討するゼネコンなど民間事業者194社(外資系10社を含む)、250人が集まる盛況だった。愛知県は県道路公社が管理する8路線、計72キロの有料道路の運営権を1219億円を ………

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