中国「EV立国」へ米国に逆上陸

「テスラキラー」を名乗り、カネに物を言わせ、人材引き抜き。しかし野心ばかりが空回り。

2015年11月号 BUSINESS

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中国はこれまで、どう頑張っても欧米や日本のレベルに到達することの難しいガソリンエンジン車より、参入障壁の低いEV(電気自動車)を先進国に追いつくための産業政策の中心に据えてきた。機械的に簡素なEVなら日米欧と同じスタート地点に立てると考え、多くのEV奨励策をとってきた。それに対して日本は自動車メーカーが民間主導で「ポストガソリン車」を模索してきた。現実にはハイブリッド車以外に消費者が飛びつくようなクリーンカーの切り札はまだない。それが最近、日本は水素社会へ大きく舵を切り、中国はEVにこだわり続ける――と分かれてきた。日本では水素を燃料として車載システムで発電する「未来の車」燃料電池車が、最近発売されたトヨタ、来年発売が期待されるホンダと相次いでいる。いずれも少し無理をすれば普通の消費者でも買える価格帯に迫ってきたのだ。それを受けて安倍政権も「国策 ………

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