在日の詐欺犯がなぜ手に入れたか。民主党政権下で徳洲会が絡んだ「医療ツーリズム」に、政治家が見え隠れ。
2015年11月号 DEEP [医療ツーリズムの罠]
警視庁捜査2課が取り組む久々に大きな贈収賄事件は、羽田空港のビジネスジェット向け格納庫の土地使用許可をめぐるものだった。9月23日に捜査着手。収賄側が国土交通省航空局運航安全課係長の川村竜也容疑者(39)で、贈賄側が格納庫会社「ウィングス・オブ・ライフ」元社長で韓国籍の金沢星(キムテクソン)容疑者(61)である。昨年は贈収賄の摘発がなく、評価を落としていただけに、捜査2課は中央省庁に切り込んだ今回の事件に意欲満々。しかも最終目標は一係長に対する贈収賄だけでなく、その先にある「政界ルート」だという。実は、本誌には「羽田空港は個人で格納庫を持てないはず。それがなぜか航空業界に縁もゆかりもない男が借りている。しかも在日韓国人で詐欺事件の被告人。どうして使用許可が下りたのか」という情報が3カ月以上前に寄せられていた。確認すべく詐欺事件を掘り起こし、「伊集 ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。