欧米ライバルが巨大化 トヨタ頼みの「遠藤ルネサス」

欧米勢のM&A攻勢で車載半導体のトップシェアから転落。国内自動車大手の下請け体質で生き残れるか。

2015年10月号 BUSINESS

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国内最大のロジック半導体専業メーカー、ルネサスエレクトロニクス――。経営危機を乗り越え、自動車向け半導体に生き残りを賭けるが、M&Aで巨大化した欧米勢が立ちはだかる。ルネサスに出資するトヨタ自動車との蜜月はいつまで続くか。世界経済に暗雲が垂れ込め、先が読めない。外資系IT企業を渡り歩き、6月に就任したばかりの遠藤隆雄会長兼CEOにとって試練の船出である。自動車にはエンジンやパワーウインドウ、ステアリングなどにマイコンという半導体がたくさん使われており、ルネサスは、そのトップメーカー。トヨタをはじめとする自動車大手に最適化した製品を納入することでシェアを維持してきた。自動運転をはじめとする自動車の電子化は急速に進んでおり、半導体の搭載量は増え続ける。ルネサスもビジネスチャンスを見逃しはしない。黒字部門の液晶駆動IC子会社ルネサスエスピードライバ(RSP ………

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