堤義明に西武が「涙金」の最後通牒

旧コクド株を資産価値の240分の1で買い取り提示。創業家一掃へ容赦なく買い叩く。

2015年9月号 BUSINESS

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7月30日午後5時、埼玉県川越市。西武新宿線・本川越駅に直結する川越プリンスホテル3階の宴会場、ゴールドルームに老紳士たちが集まってきた。「NWコーポレーション」(以下NW)の持株会が開かれたのだ。旧社名は「コクド」といい、西武グループを傘下に置く非上場の資産管理会社で、大株主は創業家の堤家だった。2005年、有価証券報告書虚偽記載で総帥堤義明が逮捕されてグループが崩壊、みずほ主導の経営再建下でコクドの受け皿として新たに設立されたのがNWだった。翌年に西武ホールディングス(西武HD)が発足すると、NWは株式交換で西武HDの普通株を取得、大株主(14・95%を所有)となった。西武HDは昨年4月に東証1部に再上場し、この8月7日現在の時価総額は約1兆150億円だから、NWはその15%弱、1517億円の資産を持つ計算となる。NWの発行株数は2099個で、1株あたりでは7200万円を超す。

「額面」の規約を盾に

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