奥野全中会長に立ちはだかる「北海道のドン」

2015年8月号 LIFE

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トップの辞任表明から3カ月余。日本中の農協グループを統(す)べる全国農業協同組合中央会(JA全中)の新会長に奥野長衛氏(JA三重中央会会長、68)が選ばれた。メディアは新会長を「改革派」と持ち上げるが、少し様子が違うようだ。前任の万歳章会長(69)は、農協改革を推し進めた安倍官邸にJA全中解体を強引に呑まされ、4月に辞任に追い込まれた。後継を決める会長選は、現職のJA全中副会長である中家徹氏(JA和歌山中央会会長、65)と奥野氏の一騎打ちとなった。会長選で複数候補が立つのは実に10年ぶり。従来は談合で候補を一本化し、信任投票で会長を決めてきた。ところが、今回は組織を揺るがす農協改革が発端となった選挙だ。対立した官邸と手打ちを済ませ、万歳氏が辞任して一件落着のつもりでいた東京のJA全中に比べ、地方組織の危機感は深刻だった。会長選の下馬評は当初、中家氏が優勢だっ ………

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