「老害・世襲・天下り」信用金庫はガラパゴス

2015年8月号 BUSINESS

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「正直ガッカリ。真壁さん(城南信用金庫元理事長)の二の舞いになりかねない」(金融庁関係者)。6月末、信金中央金庫会長を務める業界のドン、城北信金の大前孝治理事長(78)が、長男の大前孝太郎氏(51)を後継指名した。同氏は慶大卒後、住友銀行入行。内閣府や慶大准教授を経て、09年に城北信金に入り、帝王学を受けてきた。大前理事長は周囲を身内で固め、副理事長の田中聖氏は氏の義弟である。「信金業界の頂点に立つ城北信金が堂々と世襲をするようでは100年経っても経営私物化はなくならない」と、金融庁関係者は嘆く。「対極」をなすのは、信金界の「文化大革命」と呼ばれた城南信用金庫の吉原毅前理事長(60)のクーデター事件(2010年)。吉原氏は、経営私物化が目に余る「城南のドン」こと真壁実相談役と対決し、その娘婿の深澤浩二理事長もろとも「真壁一族」を城南から追放した。吉原氏 ………

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