工藤会追い詰めた剛腕「樋口」

福岡県警から大阪府警へ大栄転した本部長は「山口組も存続させぬ」と意気盛ん。

2015年8月号 DEEP

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北九州市に拠点を置く全国唯一の特定危険指定暴力団工藤会は、相次ぐ最高幹部の逮捕などで、組織の崩壊も囁かれ始めた。手をこまねいていた工藤会を追い詰めたのは、窓際にいた捜査好きの警察キャリア。今度は最大の指定暴力団山口組壊滅を目指すと宣言している。捜査関係者によると、工藤会は1949年に工藤玄治初代が興した「工藤組」が起源。武闘派で鳴らし、60年代には山口組とも抗争を繰り広げた。その後「草野一家」と「工藤会」に分裂、87年に統合して「工藤連合草野一家」となり、99年に工藤会(正式名称は工藤會)に改称した。「北九州には、他の暴力団や不良外国人を入れないと宣言し、堅気でも容赦しない」と捜査関係者は話す。現在のトップは4代目会長だった野村悟総裁で、ナンバー2は田上不美夫5代目会長。構成員は約600人と言われている。

米田警察庁長官の「賭け」

工藤会をめぐっては①元漁協組合長射殺(98年)、 ………

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