爆泊!東京「バカ高ホテル」の鼻息

東京五輪に向け新築ラッシュ。ビジネスホテルが2万円では、もう都心に泊まれない?

2015年7月号 LIFE

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「“ビジネスホテル”よりも宿泊料金が安いんだから、イヤになっちゃいますよ」東京都心で超一流のホテルニューオータニ、ホテルオークラ関係者が苦笑いを浮かべる。「ビジネスホテル」とは、派手な帽子の女性社長で知られるアパホテルズ&リゾーツが、都心に展開するホテル群のことだ。近くの「アパヴィラホテル赤坂見附」「アパホテル六本木一丁目駅前」「アパホテル西麻布」などは、いずれも宿泊料金が1万5千円前後(大人1人1泊)。これがシーズン、日によって2万円、3万円に跳ね上がり、オークラ、ニューオータニとの逆転現象を生じることがままある。「直営114ホテルの平均客室単価はここ数年で7千円から1万円を超えるまでになり、都心の客室稼働率は連日ほぼ100%。5月の連休には1日あたりの売上高5億2千万円の新記録を達成した」(元谷外志雄・アパグループ代表)2015年11月期見込みの経常利益は25 ………

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