「2度の改姓」で銀行を騙した倒産会社の社長

2015年6月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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みずほ銀行は融資先の液晶ベンチャー「グラス・ワン・テクノロジー」(以下GOT)の破産を東京地裁に申し立て4月13日に開始決定が下りた。GOT側は任意整理を望んだがみずほは拒否した。負債は30億円程度だが、その手口がひどすぎた。GOTは本社を丸の内に構え、佐賀県に大規模な工場を持ち、J1の「サガン鳥栖」と5年間のスポンサー契約を結ぶなど羽振りよく振る舞い、経産省から先端設備の投資促進補助金の採択を受け、技術力があると信じられていた。倒産直前に辞任した古橋貴彦社長(40)は早大卒業後、旧ニチメンを経て外資系コンサルにいたやり手との触れ込みだったが、これが曲者。過去に2度改姓しており、最初の名前は「吉崎貴彦」という。元東証マザーズのアーティストハウスHDという問題企業の取締役を務めた後、自ら興したコンサル会社を倒産させた。傘下のファンドに、政府系機関などから出資さ ………

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