韓国「反腐敗」でSBIが標的

13年に泣く泣く子会社化させられた貯蓄銀行の関連会社摘発。また「打ち出の小槌」か。

2015年6月号 DEEP

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国際的に孤立を深める韓国の朴槿恵大統領が失地回復をかけてまねたのが、中国の習近平政権が進める「腐敗撲滅キャンペーン」だった。3月17日、朴大統領はこう強く訴えた。「経済再生のために放置することができないのが汚職。単に国防分野だけでなく、私たちの社会の各部門に積もり積もった慢性的な腐敗に対して、断固とした措置が必要である」しかし皮肉なことに、不正撲滅の刃が向かったのは大統領側近の李完九首相だった。李明博前大統領の周辺を狙い撃ちにした検察当局の捜査の過程で、京南企業の成完鍾前会長が裏金の金額や配った先を記したメモを残して自殺したが、その暴露メモに李首相の名前が記されていたのだ。李は辞任を余儀なくされ、朴大統領は墓穴を掘る形で側近を失ったのである。この不正撲滅キャンペーンの思わぬ余波に、日系企業まで巻き込まれた。SBI貯蓄銀行――日本のSBIホールディ ………

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