スカイマーク「出来レース」疑惑

佐山インテグラルが過半の裁定を下した「倒産村」弁護士。あまりに不透明なその裏側。

2015年6月号 BUSINESS

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「法曹の聖域」のなかで裁判所も劣化しているのではないか。4年半前の本誌2010年12月号はそう書いた。破綻したリーマン・ブラザーズ日本法人4社の民事再生で「国富を流出させる」杓子定規を批判したのだが、国内第3位の航空会社スカイマークの件でもそっくり同じ言葉を繰り返そう。監督委員は両方とも第一人者、多比羅誠弁護士である。不透明な「倒産村」の悪弊がまた噴き出した。4月22日、スカイマークは再建の枠組みについての基本合意書を発表した。骨子は100%減増資で出資総額を180億円とする、②共同スポンサーとして、ファンドのインテグラル(佐山展生代表)が50.1%、ANAホールディングス(片野坂真哉社長)が最大19.9%出資し、残りは両者協議で5月29日の再生計画までに決定する、③雇用は維持――などで、19路線、12‌6便は全日空の支援で運航することになった。

債権者の利益蔑ろの出資額

銀行を含めたANA陣営が過半を取 ………

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