「医薬分業」に噛みつく女論客四人組

「患者には不便で調剤費が膨らむばかり」と、規制改革会議の翁百合氏らの主張は明解。

2015年6月号 BUSINESS

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患者が病院や診療所の外にある調剤薬局で薬を受け取る「医薬分業」に対して、政府の規制改革会議(議長・岡素之住友商事相談役)が見直し圧力を強めている。サービス充実が目的だったのに、「むしろ患者には不便で調剤費が膨らむばかりだ」と問題視しているためだ。安倍晋三首相は規制改革を経済政策アベノミクスの成長戦略の一丁目一番地と位置付ける。全国農業協同組合中央会(JA全中)の弱体化などの大胆な農協改革に成功したのに続き、医薬分業の見直しが国民にアピールしやすい二匹目のドジョウになるかどうか。病院外に立地した門前薬局が隆盛中で「我が世の春」の調剤業界と、薬局への利益誘導(インセンティブ)政策に固執する保身的な厚生労働省は徹底抗戦の構えだ。これに対し、漁夫の利で調剤バブルにブレーキをかけたい日本医師会の思惑も絡み、攻防が激しくなっている。医薬分業は、医師が ………

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